管理者の濱野と一緒に鶴見区の生活支援課にGO

生活保護の方に対する訪問看護の看取りとその後

皆さんこんにちは。福岡出身、事務所のある鶴見区の豚骨ラーメンは制覇したかざぐるまグループの平田です。

今日、訪問看護の管理者と一緒に区役所の生活支援課に。

目的は、支援している生活保護の利用者様の情報共有と、在宅看取りの準備について。

この前初めて知った事。※区役所によっても決まりが異なると思いますが。

生活保護の葬儀ってどうなっているのか⁇最低限の火葬代は区役所から出る。遺族が区役所に請求すると。そして、火葬までのドライアイス代も支給される。

もしお通夜や葬儀をするなら区役所からの支給はなく、全額家族負担。

区役所としては行政の立場として、特定の葬儀会社を紹介することは出来ない。

また遺品整理の費用は出ない。仮に入院となって自宅に戻ることが出来なくて、退去するために自宅を片付ける費用は区役所から出る。

訪問看護に携わって9年ほど。こういう仕組みになっている事、知らなかった自分が情けない…

もっと早く疑問を持って、行動して、聞けば良かった。

生活保護の方は特に、家族やご親戚との関係性が疎遠の方が多い。

初めて平日の昼前に区役所の生活支援課に行ったけど、ひっきりなしに人が並んで、区のワーカーさんは面談してた。コロナ禍の影響もあって増えているのかもしれないけど。

区のワーカーさんも何人の方を受け持っているのかは知らないけど、この状況じゃ一人一人の家族や親戚との電話なんて無理だと感じた。

訪問看護として、もっと出来ることがある。むしろ、僕らだからこそ出来て、僕らにしかできないこと。

ご家族と連絡を取って、現状報告、在宅看取りのまでの流れ、エンゼルケア、葬儀会社決め、遺品整理の段取りを組むこと。そして、それをワーカー、ケアマネ、ヘルパー事業所、往診に共有すること。

今回の利用者様の対応で、一連のスキームを作って、そのスキームを土台にしてしっかり支援していこうと管理者と決めたそんな1日でした。

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