ため息を吐くと本当に幸せが逃げるの?

かざぐるま鶴見のミツです。
ため息を吐(つ)くと幸せが逃げるなんてよく言いますが、ストレス過多の現代社会の中ではため息を我慢するとうつ病のような心の不調に陥る可能性もあるかもしれません。
「貧乏ゆすり」同様に悪者扱いされている「ため息」も意外とメリットはあるものです。

ため息の効能について挙げてみます。

1.ストレス解消

深呼吸と同様に、ため息をつくことでストレスが軽減され、リラックス効果が得られます。息を吐くことで副交感神経が優位に働くためです。

2.呼吸のリセット

不規則な呼吸を整え、呼吸のパターンをリセットすることで、体内の酸素と二酸化炭素のバランスが改善されます。血液中の二酸化炭素濃度が高まると意識障害などを起こします。

3.緊張の緩和

体や心の緊張を一時的に解放し、気持ちを落ち着かせる効果があります。ストレス解消効果と同様に副交感神経優位になり、血管を拡張させ血圧や脈拍数が落ち着いたり、筋肉を弛緩したりします。

  

ただし、ため息も吐き過ぎると、周囲の人が不快に感じたり、自分に不満を持たれていると誤解を招く可能性があります。
また、うつ病のサインの一つにため息の増加があります。また、心臓神経痛という自律神経失調症の症状にもため息があります。

ため息を我慢し過ぎてもよくないですが、あまりにもため息が増えてきたら心のSOSかもしれません。
一度立ち止まり今の生活を見直してみてもいいのかもしれませんね。

 

かざぐるまに関する
ご相談やお問い合わせ

かざぐるまに関するどんな些細なことでも構いません。まずはお気軽にお問い合わせください!