マルチタスクは脳には良くない?

かざがるま鶴見のミツです。
写真は、先日の台風が関東地方に接近した日の訪問の終わりに皆でサーティーワンのアイスを食べた時の写真です。台風の中、訪問お疲れ様でした!

さて、同時にいくつもの仕事を抱え、それらを並行して遂行しなければならないこともありますね。
マルチタスクなんてかっこよく言って、何だか仕事ができているような気になっていましたが、実は決して効率的ではない上に、脳にも良くないなんて話を聞きました。

以下にマルチタスクが脳に良くない理由はいくつか挙げます。

集中力の低下

脳が一度に複数のタスクに注意を分散させるため、各タスクへの集中力が低下し、その結果、ミスが増えて作業の効率が悪くなります。

認知負荷の増大

脳にかかる負担(認知負荷)が増大し、脳が疲労しストレスや疲労感を感じやすくなり、長期的には注意力や記憶力の低下に繋がる可能性すらあるそうです。

作業効率の低下

タスク間で頻繁に切り替え(タスクスイッチング)が行われます。 切り替わるたびに脳が再度集中するのに時間がかかるので全体の作業効率が下がります。

記憶力の低下

マルチタスクでは情報が分散し短期記憶の保持に悪影響を及ぼします。短期記憶に入らない情報は長期記憶にも残りようがないのです。

ストレスの増加

常に複数のことに気を配る必要があるため、脳への過大なストレスがかかります。脳の疲労を起こし鬱病への原因にもなりかねません。

   

基本、脳はシングルタスクが得意なのでマルチタスクをしているようで実は、シングルタスクをスイッチングして切り替えて行っていただけなのです。
過度なマルチタスクばかりしていると記憶力と集中力が大幅に損なわれるそうです。
ある研究によると、「生産性が40%低下する」「仕事を終えるまでにかかる時間が50%増加する」「ミスの発生が50%増加する」「創造性が大幅に低下する」と言われています。

  

あえて行うデュアルタスクとは・・・

また、人間の脳が同時に推進できるタスクは2つが限界であるそうです。脳に悪影響があるマルチタスクですが、あえて認知症予防の訓練に用いることがあります。
それは、「デュアルタスク(二重課題)」です。
どういうものかというと運動課題と認知課題を組み合わせて、同時に遂行することです。例えば、歩きながら(運動課題)、頭の中で暗算をしたり人としりとりをしたり(認知課題)などです。
運動療法も認知症予防に対して効果があると言われています。認知課題と組み合わせてより効果を期待できそうです。

  

かざぐるまグループの訪問看護師求人情報

横浜の訪問看護師求人はこちら

かざぐるま鶴見Instagramはこちら

かざぐるま鶴見TikTokはこちら

過去の投稿一覧はこちら

かざぐるまに関する
ご相談やお問い合わせ

かざぐるまに関するどんな些細なことでも構いません。まずはお気軽にお問い合わせください!