かざぐるま鶴見のミツです。
今日はリハビリの訓練でも用いている片脚立ちの思わぬ効能を以下に挙げていきます。
転倒リスクの低減
片脚立ちを日常的に行うことで、転倒リスクが大幅に減少します。ある研究によると、片脚立ちなどのバランス訓練を週に3回、1回あたり30秒〜1分間実施することで、転倒リスクが約45%低減したというデータがあります(特に高齢者に対して効果が顕著)。
バランス能力の向上
60歳以上の高齢者を対象にした研究では、片脚立ちのバランス訓練を続けると、片脚での立位時間が平均して25%向上したと報告されています。これにより、バランス感覚が向上し、日常生活での安定性が高まります。
体幹筋力の強化
バランスを取るために体幹(コアマッスル)を使う必要があり、定期的な片脚立ちは体幹の筋力を増加させることが示されています。例えば、ある研究では、片脚立ちを6週間続けた参加者が、体幹筋力の測定で15%以上の向上を示したという結果が出ています。
下肢の筋力向上
片脚にかかる体重は両脚立ちに比べて2倍になります。片脚立ちの練習を続けたグループは、ふくらはぎや大腿四頭筋の筋力が約10%強化されたという研究結果も報告されています。このように、脚の筋肉を集中的に鍛えることが可能です。
認知機能の改善
片脚立ちなどのバランスエクササイズは、認知機能の向上にも寄与します。ある研究では、定期的に片脚立ちを行っている人が、注意力や反応速度などのテストで約20%の改善を示したという報告があります。バランスを保つことに集中することで、脳が活性化されると考えられています。
フラミンゴ体操としても広まっている片脚立ちのトレーニングはとても簡単です。テーブルや椅子、壁などに片手を付きながら1分間片脚を5㎝程度上げるだけです。まるでお薬を飲むみたい頻度に左右交互に1日3回。合計6分。1回やるだけで53分間のウォーキングと同じ負荷が骨にかかるので大腿骨の骨密度の向上にも役立つそうです。
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