
「あの時、ああ言われたから自信がなくなった」
「失敗したことがトラウマで、またミスしそう…」
こんなふうに、私たちはつい「過去のせい」で今の自分を決めつけてしまうことがありますよね。
でも、アドラー心理学では“目的論”という考え方を大切にしています。
それは、「今の自分の行動は、すべて“目的”に向かって選んでいるもの」とする考え方です。
つまり、“過去”より“これからどうするか”に意識を向けることが大事なんです。
今回は、そんな“目的論”を取り入れて悩みを前向きにとらえるコツを3つ紹介します。
①「なぜやるか?」を考えると、行動が変わる
たとえば、訪問の準備を入念にしている人がいたとします。
その人がただ慎重だから…ではなく、
「利用者さんに安心してもらいたい」っていう目的があるからこその行動なんですよね。
アドラーは、“行動の背景には目的がある”と考えます。
もし「なんだかやる気が出ないな…」という日があっても、
「私は何のためにこの仕事を選んだのか?」
その“目的”を思い出すだけで、不思議と力が湧いてくることがあります。
②「過去」より「これから」にフォーカスする
過去の失敗を悔やむことは、誰にでもあります。
でも、そこにとらわれすぎると、前に進めなくなります。
「なぜあの時うまくできなかったんだろう?」よりも、
「次はどう動けばいいか?」に目を向けてみる。
当ステーションでは、失敗を“学び”に変える文化があります。
「次に活かそう」という声かけや、共有の場があることで、
自然と“目的思考”が根づいているんです。
③「悩んでる自分」にも目的がある
実は、“悩んで動けない”という状態にも、
「ミスしたくない」「責められたくない」という“目的”があることがあります。
でもその目的が、自分を縛って苦しめてしまうなら、
もっと自分に合った目的に書き換えることもできるんです。
「利用者さんの安心を守るために動こう」
「チームの信頼につなげよう」
そう目的を見つめ直すことで、行動が変わっていきます。
わたしたちの職場では、
「どうする?」を一緒に考えてくれる仲間がいます。
過去じゃなく、“これから”を大切にする文化があるから、
自分の成長にも素直になれるんです。
悩むことがあっても、それは“前に進むきっかけ”かもしれません☺️

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