私は『介護施設経営者を紹介して欲しい』という知人を、青木社長に引き合わせたのが介護と言う世界に触れた最初のきっかけでした。
2、3度喫茶店での打ち合わせに付き合い、何故か名古屋の施設まで付き添う事になり、その晩の懇親会で何気なく聞いた「因みに介護に全く触れたこともない人間でも事業できるの?」に対して「もちろん、しかもこんなに感謝される仕事ないよ」と言う答えを今でも覚えています。
それが確か8月ごろで、当時、私は会社勤めをしていましたので、空いた時間を利用しながら法人設立の方法をネットで調べ、11月に法人設立の手続きを終え、1月には税理士をいくつか訪ね、融資に強そうな税理士法人に辿り着き、融資も大丈夫な算段がつきました。
ここで、後戻り出来なくなってきた現実に急に不安が頭をもだけてきました。そんな時も相談に乗っていただき、事業開始に向け伴奏してくれた事が心強かったですね。
物件の確認や事業開始時期のスタッフへのアドバイスなど、ポイント・ポイントで顔を出して次への道筋を照らしていただき、アドバイス通り進めていくだけで良かったので大変助かりました。
また事業を開始してからこそ、求人の問題・利用者確保の問題・スタッフのコントロール・行政への対応等など、いろんな問題が起こる度に、取締役の鈴木さんに対処方法、アドバイスをいつでも気兼ねなく聞けた事が事業を軌道に載せられた要因だったと感謝しています。
今、当社は有料老人ホームを2つ、見守り住宅3戸、障がい者グループホーム2つ運営しておりますがこれもしばらくは「かざぐるま式介護」を愚直に続けてから自分たちのアイデアを足していけたからだと思います。
正に青木社長の唱える守・破・離ですね。