訪問の判断は「センス」じゃない。——“基準”があるから、誰でも強くなる。

どうも!荒川です。

訪問看護・訪問リハで不安が出る瞬間って、だいたいここです。
「これ、今すぐ連絡するべき?」
「様子見でいい?でも怖い」
「家族の不安が強い…どう説明する?」
「どこまで対応して、どこから相談?」

この時に“センス”で乗り切ろうとすると、現場は一気に苦しくなります。
経験者は自己流になりやすいし、未経験者は怖くて動けなくなる。
そして一番危ないのは、判断が属人化して「人によって対応が違う」状態になること。

かざぐるま鶴見の結論はこれです。
訪問の判断はセンスじゃない。基準を持てば、誰でも強くなる。
だから私たちは「個人の腕」より、**チームの判断基準(共通言語)**を作ることを優先します。


かざぐるまが大事にしている「判断がブレない」3つの設計

① まず“目的”に戻る(何を守るための判断か)

在宅は、正解が一つじゃない。
だから迷ったら、最初にここへ戻ります。

  • いま守るべきは「安全」か「安心」か
  • 今日のゴールは「悪化を止める」か「生活を保つ」か
  • この対応は「次も再現できる形」になっているか

目的に戻ると、判断の軸が揃います。
感情(焦り・不安)に飲まれなくなる。


② “迷った時の優先順位”をチームで揃える

現場で迷うのは当たり前。問題は、迷った時に人によって結論がバラバラになること。
だから、迷いやすいポイントほど優先順位を揃えます。

例:

  • まず安全確認(急変リスクの評価)
  • 次に情報整理(何が変わったか)
  • 早めに共有(独断にしない)
  • 必要なら即連携(医師/ケアマネ/家族)

これがあると、未経験でも動ける。
経験者も“無駄に抱えない”判断ができる。


③ 判断を“個人の経験”で終わらせない(チームの資産化)

訪問の学びは、共有しなければ消えます。
うまくいった対応も、ヒヤッとしたケースも、
**「次に誰が当たっても再現できる形」**にして残す。

つまり、判断は「その人が成長した」で終わらせない。
チームの判断基準が更新されたで終わらせる。

これが積み上がると、現場が強くなります。
そして何より、スタッフの不安が減る。
「一人で背負わないでいい」って実感できるからです。


かざぐるま鶴見が作りたいのは、
「できる人が回す訪問」ではなく、
誰が担当しても、一定以上の質と安全が出る訪問です。

向いているのは、

  • 迷った時に相談できる人(相談をプロの動きと思える人)
  • 自己流より、基準で安全を作りたい人
  • チームで質を上げたい人

逆に、

  • 自分のやり方に固定したい
  • 判断を共有するのが面倒
    こういうスタイルの人は、合わないかもしれません。

訪問はチーム戦。
基準があるから、挑戦できる。
それが、かざぐるまの「安心」の作り方です。

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