訪問看護の感動ストーリー

ターミナルケアのリハビリ職の存在意義「リハビリの時にはお母さんの表情が穏やかになるの」

皆さん、こんにちは。キンプリのメンバーの脱退がニュースで流れ、キンプリロスになっている利用者様のメンタルフォローに奮闘中の、かざぐるまグループの平田です。

今日は、訪問看護や訪問リハビリに挑戦したいな〜って思っている方に、私が経験してきた一つの感動ストーリーをお話しようと思います。

動けるうちはリハビリ、ターミナル時期に入っていくとリハビリは終了して、看護師のケアに変更ってよくあると思うんです。動けなくなるとリハビリって不要なの?こんなことを思っていた時期がありました。

ある利用者様でターミナル時期に入って行きそうなタイミングで、ご家族からこう言われたんです。「平田さん、なかなか覚醒もできなくなってきて、あんまりリハビリで体を動かしたりできないけど、リハビリに来てくれる時母の表情とかすごく穏やかになるんです。だから、リハビリらしいことはあまりできないけど、母のために来て、手を握ったり、声をかけたり、体が固まって苦痛を感じないようにこれからも来てくれませんか?」と。

率直に「自分を必要としてくれて、めちゃめちゃ嬉しかった」です。勿論、即答でこれからもお伺いさせて頂きます。と答え、支援させて頂きました。

リハビリとか看護って、機能回復だとか医療的なケアのためだけにあるわけではなく、ご本人様やご家族様の心の支えにもなっている。そして、穏やかになる時間がご家族にとっては尊い瞬間であり、記憶になる。

勿論、そう思っていただけるように日頃からの信頼関係の構築が重要であることは言うまでもありませんが。「ターミナル時期におけるリハビリ職の関わり」と言うテーマで色々な方ともお話できたら嬉しいです。そして、こういった支援をしたいと思った方、是非、かざぐるまファミリーのみんなと一緒に支援していきませんか?ホームページから気軽にご連絡ください。

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